カラダのコト・・体内に蓄積する老廃物について
人間は食物を口から摂取し、生きていくために栄養を摂取しようとします。
しかし、食物は様々な物質から構成されており、人間の口から入り、咀嚼、消化、吸収、最終的に肛門から排泄されるまで、様々な化学反応(代謝)を起こします。人間に必要な物質は栄養として吸収し、必要でないものを老廃物と呼び体外へ呼気・汗・尿・便から排泄されます。
例えば、呼吸をするとき、空気を吸気として体内に取り込みます。この時化学反応が起き、必要な物質(酸素など)を取り込み、その代償として、二酸化炭素が生成されます。
これは必要がないので、体外へ呼気として排泄されます。
通常心身ともに健康であれば、体内の化学反応は滞りなくサイクルしてくれるのですが、近年様々なバランスが乱れ、人間も同様に体内のバランスが乱れ、過去に類を見ない新しい疾病が急増しております。例えば、アトピーのようなアレルギー症状をもつ方がおります。これは体内に老廃物が蓄積し続けた結果といわれている専門家もおられます。
上記に代謝時に出るゴミが老廃物といいましたが、現代ではそれだけではなくなりました。他にも、筋トレ時に蓄積される乳酸などもそうですし、環境汚染が進む現代では、水道水、排気ガス、酸性雨、魚介類・野菜(土壌)などの食品など様々なところから体内に有害金属の蓄積が進んでいる。有害金属の代表として、カドミウム、水銀、ヒ素、アルミニウム、鉛、ベリリウムなどが挙げられます。老廃物によって、様々な病気・老化現象・体調不良を引き起こすと考えられています。