月別アーカイブ: 2024年8月

2024

08/08

Thu

ホスピタルアート

☆去年の今頃は☆

去年の夏にサロンを少しリニューアルした際に
以前から相談していたアーティストのmakikoさんにお客様を癒す絵画🖼️「ホスピタルアート」を依頼していました。

当店のリブランドのロゴも同時に。

美容✖️健康✖️医療をそれぞれの「色」に乗せて。

準備もバタバタ色々ありましたが、
リニューアルも楽しかった良い思い出です❣️

昨年末にmakikoさんはフランス🇫🇷に移住されたので先日メール📩したら、「最近やっと暑くなってきましたよ!」って…日本とはだいぶ違うなあ。

2024

08/07

Wed

更年期とジアミンアレルギーの関係性

☆エイジングケア対応レポート☆

現在50代の女性が22〜23歳の頃、1990年代のヘアカラーブーム全盛時代でした。

これから50代を迎える世代は、これまでの50代より圧倒的に10代〜20代の頃のヘアカラー使用量が多い上に、白髪染め頻度が増えたことで頭皮のかゆみや違和感を覚える女性が急増。それはジアミンアレルギーに発展するケースもあるという。

「白髪染め後に頭皮が赤くなる」などの症状が出たり、「若いころは問題なかったのに、最近髪を染めると痒くなる」など、白髪染めのあとに出る頭皮の不調に不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。それでも根元の白い部分が目立ち始めると、結局いつもの方法で白髪染めを済ませてしまうという声も聞かれます。

実際に女性ホルモンが不安定な更年期世代の女性は、免疫機能も安定しないことが多く、アレルギー発症のリスクが高まっている状態なのだそうです。

“女性ホルモン不安定世代”の50歳前後は要注意

50歳前後の女性は「更年期」によってヘアカラーへの抵抗力が下がって来ている可能性もあります。今は“白髪染め世代”が低年齢化して中には20代から白髪染めを始める方もいて50代までにかなりの年数をしているので蓄積されているという事もあります。更年期前後の“女性ホルモン不安定世代”は特に気をつけたいですね。

女性ホルモンの減少は、免疫機能にも影響します。すると、いままでは問題なかった成分に突然かぶれてしまったり、アレルギー症状を起こすことがあるんですね。

ジアミンアレルギーを起こしやすい人(時期)とは?

・地肌に傷があったり、赤みが出ている

・ホルモンバランスが乱れている

・月経前後の期間

・臓器に障害が出ている

・花粉症など免疫系が過剰に反応している時期

アレルギーの反応が重傷化しやすいのはこれらのリスクが重なったとき。更年期・生理前後・免疫機能が不安定なときなどは特に注意が必要ですね。

あわせて読みたい!

「更年期特有のクセは何故でるのか?」はコチラ

「ジアミンアレルギーとは?」はコチラから…

2024

08/06

Tue

ジアミンアレルギーの「初期症状」とは?

ジアミンアレルギーの「初期症状」とは?

☆アレルギー対応レポート☆

ジアミンアレルギーの主な初期症状は、以下の3つです。(個人差があります。)

  • 頭皮痒くなる
  • 頭がジンジンする
  • 軽い倦怠感がある

ヘアカラーをしてからしばらく痛みや痒みが治らない場合や、数時間〜半日後に症状が現れた場合は、ジアミンアレルギーの可能性があります。

具体的には、ヘアカラーの翌日以降も継続するような「かゆみ」や「ぶつぶつ」などです。 頭皮、生え際、耳などに初期症状が出ることが多く、赤くなって腫れる場合もあります。 症状が重度になると、薬剤を塗布していないまぶたや顔全体が腫れたり、水ぶくれが破れて汁がでたりすることもあります。

代表的なトラブルに、以下が挙げられます。

  • アレルギー性接触皮膚炎
  • 刺激性接触皮膚炎

それぞれの症状や原因について、詳しく解説します。

アレルギー性接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎は、特定のアレルゲンに対してアレルギーを持つ人だけに起こるアレルギー症状です。一部のヘアカラーに含まれるジアミンに対してアレルギーを持つ場合、アレルギー性接触皮膚炎を起こす可能性があります。

また、アレルギー性接触皮膚炎は、施術後すぐに症状が出るとは限りません。アレルギー反応は、体内に吸収されて初めて症状が現れるため、アレルゲンに触れてからアレルギー症状が出るまでに、時間がかかるケースもあります。

刺激性接触皮膚炎

刺激性接触皮膚炎は、前述したアレルギー性接触皮膚炎と異なり、誰にでも起こる可能性があります。

酸性もしくはアルカリ性に大きく傾いているヘアカラーが皮膚につくと、皮膚表面の表皮細胞を損傷させてしまいます。そして、表皮細胞が損傷されることによって「かゆみ」「痛み」といった症状を引き起こします。また、刺激性接触皮膚炎は、アレルギー性接触皮膚炎と異なり、すぐに症状が現れます。皮膚に違和感がある場合には、すぐに洗い流すことで症状の悪化を防止できます。

このような症状が出る方が髪を染める際は、ジアミンが入っていない「ノンジアミンカラー」を使用すると身体にとっても安心でしょう。

しかし、薬剤には100%大丈夫とは言えないのでしっかり美容室でご相談してくださいね。

このようにカラーの「頭皮刺激」には2つのパターンがあります。万が一、症状が治らない場合にはすぐに「皮膚科医」にご相談下さいね。

天然由来のヘアカラーなら

安心?!

天然由来のヘナ染めやインディゴ染めのヘアカラーは安心だと思っている方も多いでしょう。しかし、天然由来が必ずしもアレルギーや皮膚トラブルを起こさないとはいえません。

そばや小麦でアレルギーを引き起こすことがあるように、天然色素のヘアカラーでもアレルギーを引き起こす可能性はあります。

たとえ天然由来のカラー剤であっても、カラー剤を長時間放置したり、頻繁にヘアカラーをしたりすることは控えましょう。不安な方は、施術前にパッチテストを行うことをおすすめします。

あわせて読みたい!

「ジアミンアレルギーとは?」はコチラから…

2024

08/05

Mon

ジアミンアレルギーとは?

アレルギー対応レポート

「美容室でヘアカラーをしたら頭皮がかぶれてしまった」という経験はありませんか?

当店には、過去にカラーによるアレルギーを発症した方々が多くご来店され、お問い合わせも多数頂きます。

そのカラーでのアレルギーの説明をさせて頂きますね。

まずは原因である「ジアミン」とは何か?

ジアミンとは「パラフェニレンジアミン」という染料の略称です。

主に、はっきりとした色を出すために用いられる成分です。

ヘアカラーでは「ジアミン」と呼ばれる「パラフェニレンジアミン」「トルエン-2,5-ジアミン」などの染料が主に原因となってそれがヘアカラーアレルギーを発症します。

ジアミンアレルギーとは、ジアミンを含むカラー剤が頭皮に触れることで起こるアレルギー症状です。


今まで症状がなかった人でも、急にアレルギー症状が現れる可能性もあります。

アレルギーの発症は、“コップに少しずつ水を注いでいると、やがてあふれてしまう”ことにたとえられます。

コップのサイズや注がれる水の量は個人の体質などによって異なり、コップから水があふれない方が多いのですが、あふれてしまうとある日突然アレルギーを発症してしまいます。

これまで問題なくヘアカラーや白髪染めを使ってきたから自分は大丈夫!と思いがちですが、誰でも発症する可能性はあるのです。


なぜなら、ジアミンは肌への負担が蓄積される成分だからです。

アレルギーの症状は人によってさまざまですが主に、かゆみや赤み、湿疹、腫れが現れます。
なかには、アナフィラキシーショックという、短時間で急に意識の低下・血圧の上昇などの症状が出ることもあります。


ジアミンアレルギーが1度引き起こされると、2度目以降もジアミンに敏感に反応して症状が現れます。

アレルギー性のかぶれと

刺激性のかぶれという

2つの「頭皮刺激」がある。

実はカラーでの「頭皮刺激」には2種類あります

ヘアカラー時に感じた異変が「アレルギー性」なのか、「刺激性」なのかを見分ける目安として、以下があります。

刺激によるかぶれだと、皮膚バリアが弱っている方や敏感な方に症状が出るため、皮膚の状態によって症状が出たり出なかったりすることがあります。


ですが、アレルギーによるかぶれだとヘアカラーのたびに症状が出るようになります。アレルギーの主な原因はパラフェニレンジアミンなどの染料で、「ジアミン」です。

反応の仕方には2種類あり

「遅延型」と「即時型」があります。

「遅延型」 アレルギー性のかぶれ:数時間後、数日後などのように時間が経ってから発症する

こちらがいわゆる「ジアミンアレルギー」

   

「即時型」 刺激性のかぶれ:物質の刺激が強すぎる時に起こり、洗い流すと治る

この2つの違いを理解して、痛みや痒みが生じた際にどのように対応すべきかを知っておきましょう。

カラーによる頭皮刺激には「遅延型」と「即時型」いう2つの反応がありますが、ジアミンアレルギーを疑う場合には主に「遅延型」の場合が多いです。

ヘアカラーアレルギーで出る主な症状は?

症状が重度になると、薬剤を塗布していないまぶたや顔全体が腫れたり、水ぶくれが破れて汁がでたりすることもあります。


ヘアカラーでは刺激性のかぶれが起こる場合もありますので、ご自身の判断ではアレルギーとの区別は難しいと思います。ヘアカラーの際に気になる症状が出た場合には、早めに皮膚科を受診してください。

また、症状が軽いからと使用を継続していると、あらわれる症状はだんだんと重くなります。そして、皮膚の症状だけでなく、まれに、ヘアカラー中~30分後くらいに、アナフィラキシー(全身のじんましんや呼吸困難など)と呼ばれるアレルギー反応を引き起こすこともあります。
万が一、このような場合には薬剤を洗い流し、すぐに医療機関を受診し適切な治療をしてもらってください。症状が重い場合には、救急車を呼んでください

ジアミンアレルギーを確認する方法

ヘアカラー前に「パッチテスト」を行うと、ジアミンアレルギーの有無を確認できます。パッチテストでは、皮膚に微量のヘアカラー剤を直接つけて、48時間後のアレルギー反応を見ます。

アレルギーの発症はある日突然、誰にでも起こる可能性があります。今まで問題なく使用してきたヘアカラー剤でも、ジアミンアレルギーが発症することがあるため注意が必要です。

理容室や美容室、市販のヘアカラー剤では、「日本ヘアカラー工業会」が定めた方法でパッチテストが行われます。ヘアカラーの際は、事前にパッチテストを実施して、異変がないか確認してから染色するようにしましょう。

*当店もパッチテストはしておりますので

お気軽にお声掛けください。

パッチテスト1100円(要予約)

当店では、「カラーアレルギー対応」として

下記のような対応をしています。

主に6つ。

1.専用のカップ

2.専用のハケ

3.専用のシャンプークロス

4.専用の肩掛けタオル

5.新品の耳キャップ

6.定期的に「ジアミンを落とす洗浄」

を必ず、徹底しています。

これだけしていても100%大丈夫とは言えないほど、重度のアレルギー体質の方もいらっしゃるので、ご新規の「カラーアレルギーカウンセリング」をさせて頂き、こちらがカラー施術が不可能だと判断した場合にはお断りする場合もあります。ご了承下さい。

当店は数年前よりジアミンアレルギーの方でも

安心な「ノンジアミンカラー」を導入しています。お気軽にお声掛けくださいね。

当店は安全、安心なカラーを楽しんで頂く為に日頃からアレルギーについて学び、対応の幅を広げるように経験を積んでいます。