2026

02/22

Sun

🐈 猫が30歳まで生きる日 ―「AIM」という希望

先日テレビで紹介されていた

猫が30歳まで生きる日

思わず胸が熱くなり、すぐに購入しました。

猫と暮らす方なら一度は耳にする言葉。

「猫は腎臓病で亡くなる子が多い」

実際、慢性腎臓病は高齢猫の大きな死因のひとつです。

ではなぜ猫は腎臓病になりやすいのか?

そして今回話題になっている「AIM」とは何なのか?

今日はそのお話を、できるだけ分かりやすくまとめてみます。



◆ AIMとは?
 

Apoptosis Inhibitor of Macrophage(アポトーシス抑制因子)

というタンパク質の略称です。

発見したのは

宮崎徹 先生。

AIMはもともと体の中に存在するタンパク質で、

体内の“ゴミ掃除”を助ける働きがあります。




◆ 腎臓と「ゴミ」の関係

腎臓は血液をろ過し、老廃物を尿として排出する臓器です。

しかし猫は、

傷ついた細胞や老廃物が腎臓に溜まりやすく、

それが慢性的な炎症を起こしやすいと言われています。

本来であればAIMがその“ゴミ”を目印にして

免疫細胞(マクロファージ)に掃除をさせます。

ところが猫の場合――

AIMがうまく働きにくい特性があるのです。

その結果、

老廃物が蓄積 → 炎症 → 腎機能低下

という流れが起こりやすくなります。



◆ AIMを補うとどうなる?

研究では、外からAIMを補うことで

腎臓に溜まった老廃物を除去しやすくなり、

腎機能の改善が見られたという報告があります。

つまり、

腎臓を“掃除できる力”を取り戻す可能性

が見えてきたのです。

これは単なる延命ではなく、

猫の「健康寿命」を伸ばすアプローチ。

“猫が30歳まで生きる日”というタイトルは

決して誇張ではなく、

未来への希望を込めた言葉なのだと感じました。




◆ 人にも応用できるのか?


実はAIMは人間の体にも存在しています。

現在は猫の腎臓病治療が中心ですが、

将来的には人の疾患への応用も研究されています。

「体の掃除力を高める」

この発想は、

美容や健康の分野ともどこか通じるものがあります。



◆ 美容と健康の共通点


細胞の世界でも、髪や頭皮でも同じ。

✔ 不要なものを溜め込まない

✔ 流れを良くする

✔ 本来の働きを取り戻す

私たちが取り組んでいる

“美容 × 健康”の考え方にも重なります。

外側だけでなく、

内側の環境を整えることが未来を変える。



◆ 命の時間を延ばすということ


猫と目を合わせる時間。

寄り添う時間。

何気ない日常。

それが1年、5年、10年伸びるかもしれない。

AIMは、

単なるタンパク質ではなく

「希望」なのだと思いました。

我が家も2匹の猫🐈🐈‍⬛がいます。^_^



アバター画像

菅 正彰(すが まさあき) について

美容師/ビューティープロカウンセラー
visageloca オーナー 菅 正彰

2006年、京都・二条に美容室visagelocaを開業。30年以上の美容師経験をもとに、
「美容 × 健康 × 医療WIG」を軸としたサポートを行っています。

カラーアレルギー対応や、抗がん剤治療中・治療後のWIG相談、ノンジアミンカラーをはじめとした身体に配慮した施術を得意とし、遠方からも多くご来店いただいています。

また、美容師向け栄養学「BPC(ビューティープロカウンセラー)」を学び続け、
表面的な美しさだけでなく、根本からの改善を大切にしています。

このコラムでは、
実際のお客様の声や対応事例をもとに、
同じお悩みを持つ方の参考になる情報をお届けしています。