🌿化学物質過敏症でお悩みの方へ 〜安心して通えるサロンを目指して〜

最近「化学物質過敏症(MCS)」でお困りの方からのご相談が増えています。
📊 有病率(日本国内)
- 成人一般人口では約7.5%
2012年に実施された調査(European QEESI方式に準じる質問票)では、日本の一般成人のうち**約7.5%**が化学物質不耐性(MCS様の症状)を示すとされました
👥 男女差について
- 明確な大きな差は報告されていないが、女性に少し多い傾向あり
一部の研究では、女性や高齢者の方が化学物質過敏の傾向が高いとされています(例:MCSおよび電磁波過敏症との関連性を含む調査) 。 - 一方、QEESI調査による成人一般の推定(7.5%)では、**「男女差はほとんどない」**とされています
当店には数名の症状がある方がご来店されています。
カラー剤やシャンプー、柔軟剤など、ごく少量の化学物質にも体が反応してしまい、頭痛・倦怠感・めまい・肌荒れなど、さまざまな不調につながることがあります。
「もう美容室に行けないかもしれない…」
そんな不安を抱えておられる方も少なくありません。
-目次-
🔹化学物質過敏症とは?
・体が化学物質に敏感になり、ほんの微量でも症状が出てしまう状態。
・肝臓の解毒力、自律神経や免疫のバランスが影響していると考えられています。
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🔹改善が難しい理由
・一度発症すると「感作(敏感になった状態)」が続きやすい。
・生活環境の中にトリガー(引き金)となる化学物質が非常に多いため、完全に避けるのが困難。

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🔹日常生活でできるサポート
化学物質を避けるだけでなく、体の内側から「解毒力」を高めることも大切です。
解毒力のサポート
・肝臓を助ける栄養素:ビオチン、N-アセチルシステイン(NAC)、グルタチオン、ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛など。
・ブロッコリー・キャベツ・にんにくなど、肝臓を助ける食材を意識する
腸内環境を整える
・腸は解毒の出口でもあり、腸内環境の乱れが免疫過敏を強める。
・発酵食品、食物繊維、プロバイオティクスなど。
自律神経・ストレスケア
・瞑想、深呼吸、軽い運動、十分な睡眠。
・化学物質過敏症の方は「交感神経過緊張」が多いため、リラックス習慣が大事。
医療機関での対応
・環境アレルギーやMCSを専門とするクリニック(環境医学、統合医療)で、栄養療法や点滴療法(グルタチオン点滴など)が行われるケースもある。
あるお客様が通ってらっしゃる大阪の専門病院🏥こちらに行かれて色々な栄養素治療を行ない「化学物質過敏症」がだいぶ楽になられました。
ご参考まで。「ふくずみアレルギー科」

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🔹当サロンでの取り組み
お客様が少しでも安心して過ごせるように、次のような配慮をしています。

✅ ノンジアミンカラー2種類の導入
✅ 香料や刺激成分を抑えたシャンプーをご用意(無香料のkasuiシャンプー使用)
✅ 換気や空間づくりの工夫(壁塗装材はマシュマロタッチというアレルゲン吸収剤を使用)
✅ 事前カウンセリングで「使えない成分」を丁寧に確認(必要なら個室)
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🔹私たちが目指すこと
化学物質過敏症は「完治」よりも「上手に避けながら、体を整えていく」ことが現実的だと言われています。
だからこそ、私たちは 「安心して美容を楽しめる場所」 を提供していきたいと考えています。
お悩みを抱えている方も、どうぞ一度ご相談ください。
一緒に「できること」を見つけていきましょう。
成人一般では7~8人に1人がMCS様の状態を経験している可能性があるとされ、日本でも決して稀なものではありません。
お問い合わせなどはLINEからでも
