ヘアカラーとアレルギー ― ID反応と当店の安全対策
-目次-
なぜアレルギー対応が必要なのか
最近、ヘアカラーによるかぶれや赤み、かゆみなどのトラブルが増えています。とくにジアミン(酸化染料)によるアレルギーは一度発症すると再び反応が出やすく、症状が強くなることもあります。
当店では「安心してカラーを楽しんでいただくこと」を最優先に、徹底したアレルギー対策を行っています。

1.「ID反応(イド反応)」とは?

一か所で起きたアレルギーや炎症が、血液やリンパを通じて全身に広がり、離れた場所にも赤み・かゆみ・発疹が出る現象を「ID反応」と呼びます。
ヘアカラーの場合、頭皮や顔に付いたカラー剤が原因で、首や背中・腕など別の場所にブツブツが出ることがあります。
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2.なぜ起こるの?
• 頭皮などで強いアレルギー反応が起こる
• その情報(アレルゲンや炎症の信号)が血液やリンパを通じて全身へ広がる
• 免疫が「全身で反応しなきゃ」と勘違いし、離れた部位にも症状を出してしまう
※ID反応は感染ではなく免疫反応です。症状が強い場合は皮膚科での診断が必要です。

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3.当店のアレルギー対策
ノンジアミン専用品を使用

お客様に使用する「カップ」「ハケ」「シャンプークロス」は、ノンジアミンカラー専用に分けています。
ジアミン入りのカラー剤で使った器具をそのまま使うと、微量でも反応を起こす可能性があるためです。
ジアミンオフ洗浄作業
定期的に「ジアミン落とし専用洗浄剤(カラーデトックス)」を使用し、ノンジアミンカラー用の器具を徹底洗浄。
見えない残留ジアミンまでしっかり除去し、常に清潔・安全な環境を保っています。
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4.お客様への思い
「髪を染めたいけど、アレルギーが心配…」という方にも、安心してカラーを楽しんでいただきたい。
その思いから、当店では “ID反応のリスクを知る”+“徹底したアレルギー対策” の両輪で取り組んでいます。
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5.まとめ
• ヘアカラーアレルギーは、離れた部位にも症状(ID反応)が出ることがある
• 当店では器具の専用化+ジアミンオフ洗浄でアレルギーリスクを最小限に
• 敏感肌やアレルギーをお持ちの方もぜひご相談ください
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