日本髪を学び直す理由
日本髪を学び直す理由
― 伝統にもう一度、真剣に向き合う ―
先日、カナダに住む美容師の後輩から
「秋に両親の故郷である熊本で結婚式を挙げるので、日本髪を結ってほしい」そんな嬉しく、そして身の引き締まる依頼をいただきました。
日本髪は、これまでの美容師人生の中で経験もあり、結うこと自体はできます。
けれど、人生の節目となる花嫁の日本髪。
しかも、遠く海外で活躍する後輩の晴れの日となれば、「できる」ではなく
「本物として結いたい」 という想いが強く湧き上がりました。

そこで今回、2月から11月まで毎月、大阪にある【知名塾】に通い、日本髪を改めて基礎から学び直すことを決めました。

日本髪は、単なるヘアスタイルではありません。
そこには、時代背景、所作、花嫁の覚悟や家族の想いまでもが込められています。
一本一本の毛流れに意味があり、飾りの位置ひとつにも理由がある。
その奥深さに、改めて日本文化の美しさを感じています。
私自身、
「美容は、人生に寄り添う仕事」
だと考えています。
髪を整えることは、見た目を整えること以上に
その人の想い・覚悟・未来に触れる行為 だと、今回の学びを通して再確認しました。
そしてこの学びを通じて習得する技術を、
これからvisagelocaに来てくださるお客様、
和装、節目の日、人生の大切な瞬間に活かします。
深みのある技術と心で寄り添える美容師であり続けるため に伝統を守りながら、今に活かす。
美容師として、まだまだ進化していきます。



