2022

01/08

Sat

抗がん剤治療後の髪と肝臓の関係性

 

☆抗がん剤治療後の髪質と肝臓の関係性☆

今日は、抗がん剤治療後に脱毛されてから当店で医療用ウィッグを使われて、抗がん剤が終わり発毛されて1年後のお客様がご来店されました。(^^)

抗がん剤治療中に発毛した髪は独特で…「チリチリ」なんです⁉️

 

コレは自分が学んでいる栄養学の先生曰く、髪を作る機能の一つは「肝臓」なんですが、体の中に薬が残っているのでまずは肝臓が髪を作ることより「解毒」する事をまず優先するので、キレイな髪が出来ずに「チリチリ」した髪になるようで…抗がん剤治療後からしばらくして伸びてきた髪は綺麗になってきます。

<肝臓の役割>

❶代謝機能

❷解毒作用

❸消化 などなど

実際、今日ご来店のお客様の髪が本当にそういう状態でしたから写真を撮らせて頂きました。

 

この写真のように、毛先はチリチリこの時期は体内に抗がん剤がある時期で真ん中あたりから根元にかけては綺麗な髪になっています。

綺麗な髪のところは肝臓機能が正常になった証拠ですね。(^^)

 

今後はボブまで伸びるまで頑張って伸ばしていかれます。

毛先のチリチリはブローすれば伸びますが、かなり質感は硬いチリつきがあります。抗がん剤治療中のお客様は大体この髪質です。

特にネープのチリつきが凄い!

 

 

 

なので一般の方々も日頃から「肝臓」を労わるのは重要だと改めて感じますね。(^^)

沢山、普段から薬を飲む習慣のある方々は肝臓を解毒として酷使しているので、気をつけましょう。

髪と肝臓機能の関係性が不思議ですね!

 

 

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。