2025

07/31

Thu

医療用WIGってどんな種類があるの?選び方のポイント解説

抗がん剤治療や脱毛症、円形脱毛など、様々な理由で髪の毛を一時的に失う方にとって、医療用WIG(ウィッグ)は大切な“自分らしさ”を保つサポートになります。

けれど、いざ選ぼうとすると、

「どんな種類があるの?」

「何を基準に選べばいいの?」

と、悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、当店《visageloca》が8年前から提携している医療用WIGブランド「リネアストリア」の視点から、WIGの種類や選び方についてわかりやすく解説いたします。

医療用WIGには大きく分けて3種類あります

当店でご案内している医療用WIGには、主に以下の3つのタイプがあります。

 人工毛(ファイバー毛)

特徴:

• 軽くて扱いやすく、スタイルが崩れにくい

• 雨や湿気にも強く、型崩れしにくい

• 比較的リーズナブルで、初めての方にもおすすめ

・毎日使って約3〜4ヶ月

・形状記憶アリ

注意点:

• 自然なツヤ感を出すにはコツが必要

• 高温には弱く、アイロンやドライヤーは制限あり(180度までOK)

 人毛MIX(人工毛+人毛)

特徴:

• 自然な風合いと再現性のバランスが良い

• スタイリングの幅も広がり、見た目が自然

• コストも人毛100%より抑えられる

・毎日使って約6ヶ月

 ・形状記憶アリ

注意点:

• お手入れは人工毛よりやや丁寧に

・アイロンは180度までOK

 人毛100%

特徴:

• 本物の髪に限りなく近く、圧倒的な自然さ

• カラーやパーマ、スタイルチェンジも可能

• 毛質や触り心地にこだわる方におすすめ

 ・アイロンは180度までOK

注意点:

• 価格は高め

• 扱い方は繊細で、定期的なお手入れが必須

・形状記憶無し(最初はおススメしません)

選ぶときの3つのポイント

1. ライフスタイルに合わせる

例えば、通勤やお出かけが多い方にはスタイルキープしやすい「人工毛」、自然さを求める方には「人毛MIX」や「人毛100%」がおすすめです。

2. ご予算に合わせて

医療用WIGは品質により価格も変動します。長期使用か、一時的な使用かでも選び方が変わります。

3. メンテナンスのしやすさ

お仕事や家事で忙しい方は、お手入れが簡単なタイプを。毎日のケアが苦にならない方は、人毛タイプも検討してみましょう。

visagelocaでは無料相談&試着も可能です

「どれが自分に合っているのかわからない」

「実際にかぶってみてから決めたい」

そんな方には、当店での無料カウンセリング&試着をおすすめしています。病院やご自宅への出張対応も可能です。

提携ブランド「リネアストリア」の詳細はこちら:

▶︎ https://ilovewig.jp/

当店のページはこちら:

▶︎ https://ilovewig.jp/pages/salon-kyoto-visageloca

お気軽にお声掛けください。^_^

アバター画像

菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。