2024

08/13

Tue

ノンジアミンカラーのメリットとデメリット

「ノンジアミンカラー」はどんな風なメリットがあり、デメリットはどのような点なのか?をご説明いたします。

ノンジアミン カラーのメリット

  • 通常のカラー剤と比べると、頭皮のかゆみやかぶれを軽減できる。
  • 頭皮や髪への負担を軽減できる。
  • 髪に優しい成分で構成されているため、髪の艶感を維持できる。
  • カラー剤特有の匂いが少ない。
  • ジアミンアレルギーの方々がカラー出来る

ジアミンを除去することで、アレルギーや

頭皮への負担を大きく減らすことが可能です。

前述の通り、ジアミンが与える髪や頭皮へのダメージは使用するたびに蓄積されます。

今はアレルギー症状がない方もノンジアミンカラーを使うことで、アレルギーの発症を防げます。

ノンジアミン カラーのデメリット

ノンジアミンカラーのデメリットを紹介します。

  • 通常のカラー剤と比べると色持ちが短い
  • 微妙な色味の調整が難しい
  • 100%安心とは言い切れない(頭皮の状態)

ジアミンを含んでいないため、発色のよい奇抜なカラーにすることや、長持ちさせることは難しいでしょう。(ジアミンがそのカラーの特徴の成分だから)

また、ジアミン以外の酸化染料が入っている可能性もあります。
もしも、ヘアカラーの後に別の染料でアレルギー反応が出た際は、どの成分に反応しているかを確認してください。

ノンジアミンカラー剤は美容室でできる施術と、市販の製品があります。
ノンジアミンカラーを用いた施術に資格は必要ありませんが、しっかり染め上げるには相当の技術が必要です。

また、すべての美容室がノンジアミンカラーを取り扱っているわけではありません。


予約する美容室がノンジアミンカラーを取り扱っているかどうかを事前に確認しましょう。

さらに、ジアミンアレルギーをすでにお持ちの方は、電話予約で必ず伝える必要があります。
その他、オンラインで予約する美容室には、予約画面内でカラーの種類やメニューが選べるようになっているお店もあります。

加えて、ノンジアミンカラーの使用前にパッチテストを行っておくと、万が一他のアレルギーがないかの確認も可能です。

パッチテスト後48時間で塗布した場所が炎症を起こしていない場合にはカラー出来ます。

万が一炎症を起こしている場合にはカラーをお控え下さい。

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「ジアミンアレルギーとは?」はコチラから…

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。