2026

01/20

Tue

 ジアミンアレルギーの調べ方

〜「まだ大丈夫」を「本当に安心」に変えるために〜

「カラーのあと、少しかゆい気がする」

「前は平気だったのに、最近違和感がある」

そんなときに多くの方が気になるのが

“自分はジアミンアレルギーなのか?” という点です。

ジアミンアレルギーは、早めに気づき・正しく調べることが何より重要です。

そもそもジアミンアレルギーはなぜ気づきにくい?

ジアミンアレルギーの多くは

遅延型アレルギー と呼ばれるタイプです。

✔ 染めている最中は問題ない

✔ 数時間〜数日後にかゆみ・赤みが出る

✔ 毎回ではなく「たまに」起こる

このため、「体調のせい」「季節の変わり目かな?」と見過ごされやすく、

気づいたときにはアレルギーが進行しているケースも少なくありません。

 ジアミンアレルギーを調べる代表的な方法

 パッチテスト(最も基本で有効な方法)

ジアミンアレルギーを調べる方法として、

最も一般的で有効なのがパッチテストです。

▷ パッチテストとは?

少量のカラー剤を皮膚に塗布し、

48時間ほど経過を見てアレルギー反応が出ないか確認する検査です。

▷ チェックする症状

・赤み

・かゆみ

・腫れ

・湿疹

・ヒリヒリ感

これらが出た場合、ジアミンに対して反応している可能性があります。

⚠️ 重要な注意点

パッチテストで「問題なし」と出ても、

将来ずっと安全とは限りません。

ジアミンアレルギーは後天的に発症するため、

定期的な確認が大切です。

 過去のカラー後の反応を振り返る

実はとても大切なのが、これまでの体のサインです。

✔ 染めた翌日、枕が触れると頭皮がかゆい

✔ フェイスライン・耳まわりが赤くなる

✔ 首やおでこに湿疹が出たことがある

✔ 回数を重ねるごとに違和感が強くなっている

これらは、初期のジアミン反応のサインであることもあります。

「一度でも違和感を感じたことがある」

それだけで、注意すべき状態と言えます。

 医療機関でのアレルギー検査

より正確に調べたい場合は、

**皮膚科でのアレルギー検査(パッチテスト)**も選択肢の一つです。

✔ 医師の管理下で行える

✔ 成分レベルで確認できる

✔ 安心感が高い

ただし、検査結果が出るまでに時間がかかることや、

すべての染料に対して完全に分かるわけではない点も理解しておきましょう。

「異常が出てから」では遅い理由

ジアミンアレルギーは一度発症すると、

・今まで使えていたカラーが使えない

・ノンジアミンでも反応する

・一生カラーができなくなる

といった 不可逆的な状態 に進行することがあります。

だからこそ、

症状が軽いうち・違和感の段階で調べることが、

将来の選択肢を守る最大のポイントです。

美容室でできる“安全な確認と対策”

信頼できるサロンでは、以下のような対応が可能です。

✔ 丁寧なカウンセリング

✔ 定期的なパッチテストの提案

✔ 頭皮につけない施術(ゼロテク)

✔ 低刺激・代替カラーの選択

✔ カラー以外の提案(育毛・頭皮改善など)

「染める」だけでなく、

“守りながら続ける”選択ができるのも美容室の役割です。

 まとめ:調べることは「やめる」ためではなく「続ける」ため

ジアミンアレルギーの調べ方で一番大切なのは、

❌ 不安になってカラーをやめること

⭕ 正しく知って、安全に続けること

パッチテストは、

未来の自分の髪と頭皮を守るための大切な確認作業です。

少しでも違和感を感じたら、

「様子を見る」ではなく「調べる」ことをおすすめします。

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師/ビューティープロカウンセラー
visageloca オーナー 菅 正彰

2006年、京都・二条に美容室visagelocaを開業。30年以上の美容師経験をもとに、
「美容 × 健康 × 医療WIG」を軸としたサポートを行っています。

カラーアレルギー対応や、抗がん剤治療中・治療後のWIG相談、ノンジアミンカラーをはじめとした身体に配慮した施術を得意とし、遠方からも多くご来店いただいています。

また、美容師向け栄養学「BPC(ビューティープロカウンセラー)」を学び続け、
表面的な美しさだけでなく、根本からの改善を大切にしています。

このコラムでは、
実際のお客様の声や対応事例をもとに、
同じお悩みを持つ方の参考になる情報をお届けしています。