ジアミンアレルギーでお悩みの方へ

今はノンジアミンカラーという選択肢があります。
当店は10年前より「ノンジアミンカラー」を導入して以来、様々なアレルギーの方々のご相談に対応させて頂いています。現在までに約6000名を超す「ノンジアミンカラー」をお客様に施術してきました。その対応策がご参考なれば幸いです。
-目次-
1・ジアミンアレルギーってご存知ですか?
突然現れる「ジアミンアレルギー」
ヘアカラーをこれまで何度もしてきたのに、最近になって「頭皮が染みる」「かゆい」「赤く腫れた」などの症状が出てきた…そんな経験をされた方はいらっしゃいませんか?これは、カラー剤に含まれる“ジアミン”という染料が原因で起こる「ジアミンアレルギー」の可能性があります。

実際、成人女性の身体はホルモンバランスの変化やストレス、皮膚の変化などにより、これまで問題なくカラーをしていたのに“突然”反応が出ることもあります。
ジアミンがアレルギー反応を起こすと、一度発症すると再び同じ成分を使ったカラー剤では症状が必ず出てしまうことが多いのも特徴です。
なぜジアミンがこんなにも“アレルギー”を起こすのか?
ジアミン(パラフェニレンジアミンなど)は、従来の酸化染毛剤の色素原料として使われてきた石油系の化学物質。その染料が頭皮や毛髪、そして体の中の免疫系に“異物”として認識され、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
さらに、年齢を重ねる中で「体質・ホルモン・肌のバリア機能」が変化することで、身体がジアミンを“大丈夫なもの”から“反応が出るもの”に判断を変えることも考えられます。
カラーによる『頭皮刺激』には2種類あります。
カラーをしてすぐに反応が出るのが・・・「即時型」
カラーをして2・3日してから反応が出るのが・・・「遅延型」
この「遅延型」の方にジアミンアレルギーが多いです。

ジアミンアレルギーを放っておくと…
きたす軽いかゆみや頭皮の違和感で終わることもありますが、ひどいと顔・首・デコルテが腫れ上がるなど、日常生活に支障をきたすケースもあります。
さらに「カラー=怖い」という印象が残ってしまい、美容の楽しみが制限されてしまうこと、そして“染めない”という選択肢しか残らないという心理的負荷も生まれます。
コップ理論とスイッチ理論

🌿 アレルギーの「コップ理論」
💧基本の考え方
人の体には「アレルギー物質(アレルゲン)」や「ストレス」「化学物質」「食生活の乱れ」など、
負担が少しずつ溜まる“コップ” があると考えます。
このコップは、個人差があり大きい人も小さい人もいますが、
少しずつストレスや毒素が溜まっていき……
🫗 コップがあふれた瞬間にアレルギー症状が出る
という考え方です。
💡たとえば
• 花粉症 → 花粉そのものよりも、食生活・睡眠不足・ストレスなどが重なり“あふれた”時に発症
• ジアミンアレルギー → カラー履歴・金属・食事・体調などの“総合的な負担”でコップが満杯に
✨対策の方向性
• コップの「大きさ」を広げる(=免疫・腸内環境・肝機能を整える)
• コップの「中身を減らす」(=生活習慣・食事・デトックス・ストレスケア)
🌿アレルギーの「スイッチ理論」
💡基本の考え方
アレルギーは、“オンになるスイッチ” のようなものが体の中にあると考えます。
ある一定の刺激(免疫過剰反応・環境変化・ホルモン変化など)によって
そのスイッチが 「ON」になる瞬間 に発症します。
いったんスイッチが入ると、
「同じ刺激に過敏に反応しやすくなる」というのが特徴です。
🧩たとえば
• ある日突然、今まで平気だったカラーでかぶれる
• 花粉症が急に始まる
• 食べ物や金属に突然反応が出る
これは、身体の中の“アレルギースイッチ”がONになった状態。
✨対策の方向性
• スイッチを「OFF」に戻す(=炎症体質を鎮める・腸と免疫のリセット)
• スイッチを入れない生活を意識する(=過剰な刺激を避け、自己防衛力を高める)
2・ノンジアミンカラーという選択肢
visagelocaが考える「ジアミンアレルギー対応カラー」の新しい選択肢
“染められない” を “安心して染められる” へ
当サロンでは、従来のジアミン入りカラーにアレルギー反応を起こされた方、頭皮が敏感になってきた方、そして「カラーを我慢したくないが、安心・安全にもこだわりたい」方へ向けて、ジアミンを排除したカラー剤・施術を提案しています。
例えば、ノンジアミンカラー剤の導入、頭皮保護のための前処理、カラー後の残留物除去まで一貫してケア。カラー剤の臭いや刺激によるストレスを低減する設計です。

3・ノンジアミンカラー白髪染めも可能です。
4・ノンジアミンカラー白髪染めの明るめも可能
白髪染め/おしゃれ染め、どちらにも対応
ジアミンアレルギーだからカラーを諦める…という時代ではありません。
白髪が気になる方には、ジアミンを含まない染料・低刺激処方で根元からきれいに染める白髪染めプラン。
おしゃれ染め(明るさ・色味を楽しむ方)にも、ジアミンを使用しないまたは少ない処方のカラー剤で“安心”と“デザイン”の両立を。
ただし、カラーの明るさなどにより頭皮・髪に対する刺激がゼロというわけではありませんので、しっかりとした前処理・後処理が鍵です。
5・ノンジアミンカラー抗がん剤治療後


当店は医療用wigも取り扱っている関係上、抗がん剤治療後に初めてのカラーをしたいというご要望も多く頂きます。基本的には発毛後1年という期間を開けてされる方が多いです。(主治医にご相談ください)
また、初めてノンジアミンカラーされる場合
でも不安なお客様は頭皮にはカラー剤を付けない「ゼロタッチ」という塗り方をご提案しています。
6・ノンジアミンカラー色見本
カラーチャートを参照のこと、またカウンセリングにてご相談いたします。


7・ノンジアミンカラー口コミ





8・ノンジアミンカラーのデメリット
ノンジアミンカラーの欠点
染色・脱色力のつよい化学物質を抑えているため、髪を極端に明るくするハイトーンカラーに染めることは難しくなります。ジアミンの得意とする、濃く深い色の表現もできません。
9・ノンジアミンカラー当店のアレルギー対応策
当店は「アレルギー対応策」として
ノンジアミンカラー専用に使用するハケ、カップ、クロス、首に巻くタオルを専用にしています。
ジアミンが一度ついたハケをいくら洗浄しても
やはり成分は全て取りきれないのです。
また、定期的に「ジアミンを落とす」特殊な処理剤で洗浄しています。
安心をできる限り担保しています。

10・ノンジアミンカラー2種類の違い
当店が取り扱っている「ノンジアミン カラー」は2種類あります。
「ヘルバ」と「ラグジュエルカラー」

ヘルバカラーとは?

ヘルバカラーは「ノンジアミン(※アレルゲンとなる酸化染料不使用)」のカラー剤として、頭皮と髪にやさしいことを第一に開発された製品です。 ヘアカラーの主な刺激成分である「パラフェニレンジアミン(PPD)」を一切使っていないため、アレルギーの心配が大幅に軽減されます。
ジアミン染料不使用で、アルカリ量も必要最低限に抑えているローダメージのヘアカラーになります。既にかぶれてしまった方はもちろんかゆみが出てきた方、少しでもジアミンの蓄積を抑えたい方におすすめの一品です。
ラグジュエルカラーとは?

「ラグジュエルカラー」は珍しいパウダータイプのヘアカラー剤。
染料をたっぷり配合可能なパウダータイプなので高い染色性と色持ちの良さが嬉しいポイントです。
メイン成分は泥(ベントナイト)とアミノ酸(グリシン)でカラーリング後の髪にツヤ感、
ハリコシを与えて髪と頭皮を健やかに保ってくれます。
お水で希釈するタイプのヘアカラー剤なので、アレルギーの原因にもなる過酸化水素(オキシ)も使用しておらず、ローズマリーの精油が配合されているので、カラー独特の刺激臭も感じにくいです。
こちらは旧和漢彩染と同等のカラーになります。
*ノンジアミンタイプもございますのでスタッフにご相談下さい
11 ・ノンジアミンカラーQ&A
Q1:ジアミンアレルギーになったら、もう一切カラーできないの?
A:いいえ。当サロンではジアミンを含まないまたは極めて少ないカラー剤を使用することで、“安心してカラーする”選択肢をご提供しています。ただし、頭皮や髪の状態・ご希望の明るさ・色味によっては制限が出ることがあります。前処理・後処理を含めた対応がとても重要です。
Q2:ノンジアミンカラーのデメリットはありますか?
A:はい。たとえば、ジアミン入りの従来のカラー剤と比較して “明るくする” 力が弱かったり、色味のバリエーションが限られるケースがあります。 また、ノンジアミンでもアルカリ剤やブリーチ剤など他の刺激成分が含まれていることもあるため、“完全に刺激ゼロ”とは言い切れません。やはりパッチテスト・丁寧な施術・アフターケアが必要です。
Q3:私(頭皮が敏感/アレルギー体質)ですが、どう準備すれば安心ですか?
A:
1. カウンセリング時に、過去の症状・ヘアカラー歴・アレルギー歴を必ずお知らせください。
2. 可能であれば来店前に頭皮を清潔に保ち、刺激のある外出(強い紫外線・海・プール)を控えると安心です。
3. ご希望の色味・明るさを伺った上で、頭皮保護のための前処理(保護剤・炭酸クレンジングなど)をご提案します。
4. 施術後はしばらく頭皮を優しく扱い、刺激の強いシャンプー・摩擦の強いドライヤー・過度なカラーリング周期を控えることがおすすめです。
12・ノンジアミンカラーとオーガニックカラーの違いは?
オーガニックカラーとは?
▶ 主な目的:髪・頭皮への優しさや質感ケア
• 植物由来のオーガニック成分(例:オリーブオイル、カモミール、シアバターなど)を配合したカラー剤。
• ただし、「オーガニック=化学成分ゼロ」ではなく、
ジアミンを含むものも多いのが現実です。
▶ 特徴
• 髪の艶や保湿に優れており、ダメージを抑えやすい
• 頭皮ケア成分が入っていることが多い
• ジアミン配合のため、アレルギーのある方には注意が必要
簡単にまとめると…
| 項目 | ノンジアミンカラー | オーガニックカラー |
| 主な目的 | アレルギー対策 | 髪・頭皮ケア |
| ジアミン | 含まない | 含む場合が多い |
| 明るくする力 | 弱い | 強い(アルカリ剤入り) |
| 香り・刺激 | 少ない | 少ないがジアミンあり |
| 対象 | アレルギー体質・敏感肌の方 | ダメージが気になる方 |
13・ノンジアミンカラーと普通のカラーの違いは?
| 比較項目 | ノンジアミンカラー | 普通のカラー(一般的なアルカリカラー) |
| 主成分 | ジアミン不使用 | ジアミン含有 |
| 目的 | アレルギー・刺激対策 | 発色・明るさ・色持ち重視 |
| 明るくする力 | 弱い(トーンアップしにくい) | 強い(ブリーチ力あり) |
| 色の種類 | 落ち着いた色が多い | 幅広いトーン・色味展開あり |
| 頭皮刺激 | 少ない | 強め(ピリピリしやすい) |
| ニオイ | 少ない | アンモニア臭がある場合も |
| 色持ち | やや短め | 長持ちしやすい |
| 対応できる方 | アレルギー・敏感肌の方 | 健康毛・アレルギーのない方 |
14・ノンジアミンカラーまとめ
“ジアミンアレルギー”と聞くと「もうカラーできないのでは」という不安を抱かれる方も多いでしょう。しかし、visagelocaでは「カラーをあきらめない」「頭皮・髪・体質に配慮する」という理念を大事にしています。
「染めない」ことが選択肢の一つではなく、「安心して染める」「体質から整える」「素材そのものをきれいにする」――そんな新しいカラーの形をご提案いたします。
あなたの髪と頭皮、そしてライフスタイルに寄り添いながら、カラーを通じて「本物の、魅力的な、価値のある、ワクワクする」美しさを共に創ってまいりましょう。
15・ノンジアミンカラーご予約はこちらから
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000063411/coupon
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