2025

10/02

Thu

カラーがしみやすいのは体調や自律神経の影響かも?

「最近、カラーをするとしみやすい気がする…」

そんなご相談をよくいただくことがあります。

昨日は奥さんが担当した新規のお客様で

「自律神経失調症」や過去に「パニック障害」になられて以来、カラーがかなりしみるという方でした。カウンセリングをして、施術は地肌に付けない「ゼロテク」を選択しました。

実はこれ、薬剤の強さだけが原因ではないんです。

人によっては 体調や自律神経のバランス が関係していることもあります。

なぜ影響するの?

緊張やストレスで交感神経が優位になると、頭皮の血流が減り、敏感に感じやすくなります。

• パニック障害や不安を感じやすい方は、肌や頭皮の「刺激感覚」が普段より強く出ることもあります。

• 自律神経が乱れるとお肌のバリア機能も弱まりやすく、ちょっとした刺激が「ヒリヒリ」に感じられることも。

サロンでできる工夫


当店では、敏感になりやすい方にも安心してカラーを楽しんでいただけるように、こんな工夫をしています。

頭皮を保護するオイルの使用

ゼロテク塗布(頭皮にカラー剤をつけない方法)

ノンジアミン・低刺激カラーのご提案

リラックスできる空間づくり

まとめ


カラーの「しみやすさ」は、単に薬剤のせいではなく、その日の体調や心の状態にも影響を受けやすいものです。

「今日は体調が不安定かも」「最近ちょっと敏感になっている気がする」

そんなときは、遠慮なくご相談くださいね。

一人ひとりに合わせた安心のカラーを一緒に見つけていきましょう✨

自律神経を整えるために役立つ方法

1. 生活リズムを整える

• 起床・就寝の時間をできるだけ一定にする

• 朝に太陽の光を浴びて体内時計をリセット

• 適度な休憩を取りながら働く

👉 規則正しいリズムが、自律神経に「安心感」を与えます。

2. 呼吸とリラックス

• ゆっくりとした腹式呼吸を意識する

• 瞑想・ヨガ・ストレッチなどで副交感神経を優位に

• アロマ(ラベンダー、ベルガモットなど)もリラックスに効果的

👉 「息を吐く」ことを長めにすると自律神経が落ち着きやすくなります。

3. 食事と栄養

• ビタミンB群、マグネシウム、トリプトファン(発酵食品、大豆、魚など)を意識

• 血糖値の急激な乱高下を避ける(甘いもの・加工食品を控える)

• 水分をしっかりとる

👉 栄養は「神経の安定」に直結します。

4. 運動

• 軽いウォーキングやストレッチを毎日15〜30分

• 筋肉を使うと自律神経のバランスが整いやすい

• 強すぎる運動よりも「気持ちいい」と感じるレベルが◎

5. 睡眠の質を上げる

• 寝る前のスマホ・PCを控える

• 温かいお風呂で体温を上げてから眠る

• 寝室を暗く静かに整える

6. 環境・心のケア

• 人間関係や職場環境がストレスになっていないかを見直す

• 趣味やリラックスできる時間を意識して作る

• 必要なら医師や専門家に相談することも大切

✅まとめると

自律神経は「オン(交感神経)」「オフ(副交感神経)」のバランスが大切です。

生活リズム・呼吸・食事・運動・睡眠・心のケアを意識することで、少しずつ整いやすくなります。

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。