2025

08/06

Wed

ウィッグ卒業後の髪と向き合うための選択肢

〜これからの自分の髪とどう付き合っていくか〜

抗がん剤治療を終え、「ウィッグを卒業しようかな」と思える日は、多くの方にとって大きな節目です。

髪が少しずつ伸びてきて、帽子やウィッグなしでも過ごせるようになった時、喜びとともに不安や戸惑いを感じる方も少なくありません。

「このまま自分の髪で過ごせるのかしら」

「また脱毛しないか心配…」

「人目が気になる…」

そうした心の声に寄り添うことが、私たち美容のプロの大切な役割です。

◆ 自分の髪を大切に育てていくという選択肢

ウィッグ卒業後の髪は、とてもデリケートです。

毛質が変わっていたり、クセが出たり、ボリュームが少なかったり。

そんな髪をどう扱えば良いのか分からず、悩まれる方も多くいらっしゃいます。

そこで私たちは、「育てる」という選択肢をご提案しています。

単に整えるのではなく、根本から健康な髪を育てるケアを一緒に始めていくのです。

当店の取り扱うヘアケアは

理化学研究所×アジュバンの「kasui」カスイです。

詳しくはこちらから…

https://kasui-care.jp/line-up

◆ 再生医療美容を応用した育毛ケアという選択

当店では、幹細胞培養上清液を使った 再生医療の技術を応用した育毛ケア を導入しています。

これは、頭皮環境の改善や毛根の活性化を促す新しいアプローチで、従来の育毛剤とは一線を画します。

・細胞レベルでの再生を促進

・副作用の心配が少ない

・自然な育毛効果を期待できる

これにより、髪のハリ・コシ・ボリュームを少しずつ取り戻していくサポートが可能になります。

「セルソリューション」詳しくははこちら

◆ 心と髪、どちらも整えるサロン時間

ウィッグ卒業後の髪は、「見た目」の問題だけではありません。

周囲の視線、自分の気持ち、そして今後への不安——

そういった心のケアも含めたサポートが必要です。

当店では、病院との連携や医療用ウィッグの実績を活かし、治療経験のある方でも安心して通える環境を整えています。

また、お客様お一人おひとりのペースに寄り添いながら、次のステップに進めるようなご提案を心がけています。

ピンクリボンアドバイザーとしてもさまざまなご提案をしております。

まとめ

ウィッグを卒業することは、ゴールではなく「新たな始まり」です。

自分自身の髪と、そして心と、もう一度丁寧に向き合う時間を持ってみませんか?

私たちは、美容師であると同時に、あなたのビューティーライフパートナーとして、そっと隣で寄り添います。

どうぞお気軽にご相談くださいね。

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。