2024

08/11

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そもそも「ノンジアミン カラー」って何?

カラー剤のほとんどの薬剤には「ジアミン」という名前の成分が配合されていて、近年、そのジアミンにアレルギーを起こす方々が増えてきたので開発されたのがその「ジアミン」を含まないカラーでそれが「ノンジアミンカラー」です。

ノンジアミンカラーは、通常のカラーに入っている成分(アルカリ剤、ブリーチ剤、ジアミン剤)の内、ジアミン剤が含まれていません。
そのため、ノンジアミンカラーを使えば、ジアミンアレルギーの症状が出る方でも染められます。

ただし、注意点として「ノンジアミンカラー」と「オーガニックカラー剤」と表記されている施術はまったく別物ということを認識しておきましょう。オーガニックカラー剤と表記されている製品にも、ジアミンが含まれている可能性もあります。

そのため、ヘアカラーを予約する際は、詳細な成分について美容室に確認を取るようにしましょう。 

コチラは当店のノンジアミン カラーの一つアペティート社の「ヘルバ」こちらはアルカリ剤を使用します。

コチラは新たに新発売された「ラグジュエルカラー」アルカリ剤を使わないでできるノンジアミン カラーです。まだテスト中ですから9月ごろより本格的にスタートいたします。

ちなみに「ノンジアミン カラー」は、ジアミンに対しては無配合なのでもちろんアレルギーは出ませんが、オキシというアルカリ剤を使うタイプのノンジアミンカラーの場合に、お客様自身の頭皮がかなり「炎症」している場合などはそのアルカリ剤によって「ピリピリ」とする場合があります。それはアレルギーではない一時接触性皮膚炎ですが、それも不安な場合には、地肌付けないギリギリで染める施術をしてもらって下さい。

どんな薬剤にも100%安心とは言えません。

美容師さんとしっかりご相談されて下さいね。

「ノンジアミンカラーのよくある質問」

人と環境に優しく高品質なヘア製品を – アペティート化粧品 | ノンジアミンカラー

当店が使用しているノンジアミンカラー

❶アペティート社「ヘルバ」

https://apetite.jp/color/index.html

❷日本グランテックス社「ラグジュエルカラー」

当店のアレルギー対応策

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「ジアミンアレルギーとは?」はコチラから…

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師 ビューティープロカウンセラー

2006年 京都・二条に美容室visagelocaを出店。美容師歴は30年以上
「美容」✖ 「健康」✖ 「医療WIG」さらに最近では「再生医療」の会社とタッグを組み
お客様のさまざまな深い『お悩み』の改善を本気でサポート出来るメニューを吟味して提供をしています。
特に「カラーアレルギー」の対応や「抗がん剤治療中」でWIGを必要とする方々の「駆け込み寺」的なサロンにもなっています。
メニューの中でも、「ノンジアミンカラー」は特に人気で、遠方からもわざわざカラーをされにご来店されています。
栄養学の先生との出会いをきっかけに10年以上学び続け、その知識からアレルギーなどに対応できるようになりました。
現在では美容師専門の栄養学『BPC』ビューティープロカウンセラーを栄養学の先生と共に運営しています。
このブログでは、様々なお悩みを「現場の声」と共に『対応レポート』という形で同じお悩みの方の参考となるようなブログを発信していきます。