2025

10/05

Sun

「2年の時を経て、髪が語る生命力の物語」

当店は抗がん剤治療中からその後も伴走しています。このお客様は医療用wigからのお付き合いでwigを卒業してからもずっとお付き合いしています。

1枚目の写真は、抗がん剤治療を終えられて1年ぐらい。ようやく髪が生えそろい始めた頃のお写真です。やわらかく、白髪が増えて細く、うねりや癖が強い毛質が特徴的でした。

これは、薬の影響で毛根のバランスが一時的に乱れたために起こる、いわば「再生のサイン」です。

あれから2年。

2枚目の写真では、まるで別人のように艶とハリを取り戻し、しなやかにまとまる髪へと変化しています。癖は全く無くなりましたが、白髪は依然として多い状態です。

今日は「ノンジアミンカラー」をさせて頂きました。

実はこの2年間、ただ「時間が経った」だけではありません。

頭皮環境を整えるケアを丁寧に続け、

この美しい変化を生み出したのです。

髪は「心と体の健康のバロメーター」。

治療によって一度リセットされた身体が、

再び自分のリズムを取り戻すとき、髪にもそのエネルギーが宿ります。

美容師として、こうしてお客様の「生きる力」が髪を通じて蘇る瞬間に立ち会えること。

それは何よりの喜びであり、私たちの仕事の原点でもあります。

これからも、髪の再生だけでなく、

その先の「心の再生」にも寄り添えるサロンでありたいと思います。

同じようなお悩みの方もお気軽にお声掛けくださいね。

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菅 正彰(すが まさあき) について

美容師/ビューティープロカウンセラー
visageloca オーナー 菅 正彰

2006年、京都・二条に美容室visagelocaを開業。30年以上の美容師経験をもとに、
「美容 × 健康 × 医療WIG」を軸としたサポートを行っています。

カラーアレルギー対応や、抗がん剤治療中・治療後のWIG相談、ノンジアミンカラーをはじめとした身体に配慮した施術を得意とし、遠方からも多くご来店いただいています。

また、美容師向け栄養学「BPC(ビューティープロカウンセラー)」を学び続け、
表面的な美しさだけでなく、根本からの改善を大切にしています。

このコラムでは、
実際のお客様の声や対応事例をもとに、
同じお悩みを持つ方の参考になる情報をお届けしています。